インプラントの技術

インプラントの技術は、歯の治療だけに留まらず、電力を必要とする心臓のペースメーカーや人工内耳それに美容のため豊胸目的で乳房に埋め込んだり、ファッション目的で皮下の浅い部分に埋め込むインプラントもあります。

チタンあるいはチタン合金製のインプラントを光機能化による超親水性の再生をすることにより、骨形成を担う細胞(骨芽細胞)や必要なたんぱく質が早く付着し、骨を形成するのです。インプラントの成功率は、如何に早く骨に定着するかが全てだと思います。歯の支柱を形成して行う治療は、デンタルインプラントと言いますが、これはインプラントの形は変わりますが、関節の再建や骨折の固定に用いられる各種整形外科のインプラントとなんら変わりません。歯に使用されるインプラントは、保険適用されませんが、身体の不自由を解消する骨折治療などには保険適用がされているのです。今後も光機能化されたチタンを利用した様々なインプラントが登場してくると思います。

インプラントとは、体内に埋め込まれる器具の総称で、 医療目的で広く用いられています。骨折やリウマチなどの治療で骨を固定するためにもボルトとして使用されているのです。そして、埋め込みという意味から、諜報活動の機器に埋め込まれるものもインプラントと言います。

インプラント保険適用

インプラントは、余程の理由がない限り、保険適用はされないのです。理由としては、歯の治療には今まで確立された方法のブリッジや入れ歯などがあり、高額な費用を要するものについては、歯としての機能は認めるものの審美性に重点が置かれているため、保険適用はされません。

平成24年4月より、病気や事故が原因で、上下いずれかの顎の骨を広範囲にわたって失ってしまった場合に、国が定めた条件の下で、インプント義歯治療が保険適用されるようになったのです。そして、国が認めた施設である医院に限定されます。その要件とは、ベッド数が20床以上ある病院で、歯科または口腔外科がある事と、5年以上の治療経験を有する医師がいる事、さらにインプラント義歯の治療経験を3年以上有している事が必要で、当直体制が確立していて医療機器や医薬品などの管理が整備されている事となっているのです。

中にはインプラント手術をしても失敗することもあります。ですから、インプラント手術を多く手掛けている医院を利用することが肝心だと思います。そして、一般の歯科医院で保険適用はありませんので、どこの病院へ行くべきかなどの相談をし、保険適用ができる病院を紹介してもらってください。

インプラントの費用

インプラント治療では、保険適用がされない自由診療が大半です。自由であるが故に、施術費用やインプラントの材質費用も病院によって異なりますし、患者の希望により材質を変更することもありますので、一律に費用を想定することは不可能だと思います。

インプラントは、骨に埋め込むスクリュー様の物で、アバットメントを取り付け様々のパーツを取り付けた後、上部構造であるクラウンを装着させる手術です。クラウン取り付けは、セメントで固定する方法と、ネジで取り付ける方法の2通りの方法があります。セメントで固定したしまうと、補修ができないため、全てを外してやり直す必要がありますから、殆どの方の場合、ネジ式の物を使用されるのです。

手術を行う前には、インプラントを埋め込む部位の骨の状態や隣接する歯の滋養隊も把握しなければなりません。骨の状態が悪ければ、骨自体の補助的手術も必要になります。そして、何と言っても大切なことは、歯科医師の高度な技術です。インプラントに関する材料費は、安くすることが可能ですが、医師の技術については安くなるということはありません。大まかな費用ですが、奥歯1本(臼歯部)の費用は、35万円以上です。

支払方法は、一括払いもあれば分割払いもあります。歯科医院によっては、クレジットカード払いやデンタルローンを取り入れている所もありますので、事前に調べておいた方がいいと思います。また、一部保険が適用されるインプラント治療もありますので、患者自身が保険適合するか考えてみてください。